科学の実験・工作をお届けする「科学の宅配便」。2017年10月3日(火)に、郡山市立高野小学校で開催しました。
今回お届けした実験・工作は、「ぶっとびロケット」です。参加者は1年生から6年生の全校児童と保護者・先生方、合わせて66名で実施しました。
校長先生のあいさつの後、さっそく工作がスタートしました。
科学館のスタッフの説明を聞きながら、児童の皆さんは工作に真剣に取り組みました。一つの班に、1年生から6年生が混じっているので、「星と星をちゃんと合わせないと駄目だよ。」とか、「テープはここに貼るんだよ。」など、上級生が下級生のお世話をする姿があちこちで見られ、とても和やかな雰囲気の中で作業が進行しました。
20分程で科学館オリジナルの「ぶっとびロケット」は完成しました。
作品が完成した後、さっそくロケットを飛ばす実験を思い思いに楽しんでいただきました。ロケットがまっすぐ上に上がらず、斜め横に飛んでしまう下級生に対して、上級生が優しく教えてあげる、仲睦まじい姿も見られました。
次は、科学館オリジナル「強力ぶっとびロケット3段式」を使用して、各班の代表児童に、どこまで高く上に上げることが出来るか? チャレンジしていただきました。真下にスーパーボールを落下させることができた児童のロケットは、体育館の天井まで届き、歓声と驚きの声が一斉に湧き上がりました。
最後に、スタッフがロケットの飛ぶ仕組みについて、3つの実験(弾性・アルコールロケット・水素の燃焼)を実演しながら会場の皆さんに理解していただきました。
高野小学校の皆さん、保護者の皆さん、そして、先生方、本当にありがとうございました。