2002/08/01


 第3回目の星の宅配便は7月30日(火)、橘の子あそぼう会のみなさんと郡山市立橘小学校の校庭にて開催いたしました。今回は、橘の子あそぼう会の活動の一環として星の観察会が企画されました。

 この日は昼間から夏らしい暑さで、天気の良い日でした。あたりが少し暗くなると、望遠鏡を組み立てているそばから、さっそく西の空には宵の明星・金星が見えてきました!

 

はじめのあいさつ

 開会のあいさつの後、星図を見ながらこれから見る星たちの紹介を行いました。
 「なぜ金星の形が変わって見えるか?」や、「星にはいろんな色の星があるよ」というお話を聞いて、子どもたちはこれから星を見るのが楽しみになっているようでした。
 せっかく晴れていたので、お話は短めにして、さっそく校庭へ飛び出しました!

星の観察

 まず初めに一番明るい星・金星の観望をしました。望遠鏡で見ると、金星は半月のような形をしていました。 「明るい!」「月みたい!」と歓声があがりました。
 その後は七夕の星を見ました。こと座のベガは織姫星、わし座のアルタイルが彦星です。 どちらも明るく、きれいな白い星でした。
 また、北斗七星から北極星を探したり、オレンジ色に見える「うしかい座のアークトゥルス」を見つけました。

 赤いさそりの心臓の星・アンタレスを望遠鏡でのぞきました。「まるで血が流れているみたい」との声もあがり、星にはいろいろな色があることを確かめていました。
 また、点滅せずに星空の中をスーっと動いていく「人工衛星」も現れました。初めて見る人工衛星にみんなおおはしゃぎでした。
 その後は2つの星が並んで見えるきれいな二重星・アルビレオや、四重星・こと座のイプシロン星も見ることができました。 

 

 最後に、橘の子あそぼう会のみなさんから、お礼の言葉もいただきました。どうもありがとう (^o^)/~
 今回は天気も良く、色々な星を見ることができました。これからも星空を見上げてくださいね。