2002/09/12


 平成14年度の第4回目「星の宅配便」は、平成14年8月31日(土)に郡山市立喜久田小学校地域子どもクラブのみなさんと、喜久田小学校の校庭にて開催いたしました。今回は、5年生の学年会活動の一環として星の観察会が企画されました。

 この日は昼間からよく晴れ、快晴の中で観察会を開催する事ができました。

 

はじめのあいさつ

 体育館で今夜見える星空のプリントを配り、今ごろ見える星や星座を紹介しました。特に一番星として見える金星については、バスケットボールと懐中電灯を使い、太陽との位置関係により月のように満ち欠けをすることを実験的に説明しました。子どもたちには、かなり納得できたようです。
 今ごろの金星は、半月よりも欠けているという話をしてから、外に出て観望会に入りました。

星の観察

 始めに一番明るい星・金星の観望を行いました。望遠鏡で見ると半月状に見え、大きな驚きの声が上がりました。中には、「蝶の卵みたい」という声も上がり、興味関心が大いに高まりました。
 次に、うしかい座の1等星アルクトゥルス(黄色)、さそり座の1等星アンタレス(赤色)、こと座の1等星ベガ(青白)を見て、星によってこんなに色が違う点にも驚いておりました。

 はくちょう座のアルビレオは、赤と青のダブルの星で、色の美しさに歓声が上がりました。また、北斗七星の1つは肉眼では2つの星に見えるのに、望遠鏡では3つに見える姿を見て「アッ、本当だ!」という宇宙の不思議を体験できました。
 時間と共に空が暗くなり、徐々に星が見えてくる自然界の状況変化に感動し、親子で星探しを楽しみました。最後には「こんなにたくさんの星が見えてきた」という喜びの声も多く聞かれました。

 

 最後にみなさんから、お礼の言葉もいただきました。どうもありがとう (^o^)/~
 今回は天気も良く、色々な星を見ることができました。これからも星空を見上げ、星を楽しんでくださいね。