ワゴン車に天体望遠鏡を積んで市内各地を回り、星の観察会を行う「星の宅配便」。平成21年度の第6回目は、平成21年10月31日(土)に東部地域公民館との共催で開催しました。
当日は午後から雲が出てきたのですが、日没とともに少しずつ雲が切れてきました。はたして、星は見えたのでしょうか!?
【まずはお部屋で星の上手な見方を紹介】
まずは室内で星の上手な見方を紹介しました。星図は空にむけて使うようにしましょうね。
そして、今夜見ごろの天体である月と木星について紹介しました。どちらも今からおよそ400年前に、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で見ました。さあ、どんな姿に見えるのか、さっそく外に出て観察してみました。
【月のクレーターと木星の縞模様が見えたよ!】
みんなで公民館の駐車場に出て、天体望遠鏡で月や木星を観察しました。すると、デコボコした月のクレーターや、木星の縞模様、さらには木星の周りを回る、イオ、エウロパ、ガニメデの3つのガリレオ衛星が見えました。子どもから大人まで興味深く見ていただけました。その他、織姫星として有名なこと座の一等星「ベガ」も見ました。
最後は室内に戻って、まとめのお話とおみやげを渡して終了しました。
始まる前は曇っていたので、星が見えるか心配でしたが、夜には晴れてきれいな星空を楽しむことができました。これからもぜひ空を見上げて、星を探してくださいね!
次回は、東部地域公民館との共催で開催します。近くにお住まいの皆さんは、ぜひご参加くださいね!