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ほとんどの小・中学校のみなさんは今日で夏休みも終わりですが、宿題は終わりましたか? 今日は夏休みの最後に、簡単な星空の研究をしてみましょう。 |
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自分の家から、どれくらいの明るさの星まで見られるかを、夏の星を見ることで簡単に調べることができます。 まず見つける星は、夏の大三角です。以前紹介しましたが、夜8時ごろ、南を向いて見上げると天頂付近に3つの明るい星がすぐ見つかり、三角形ができます。そのうち最も北より(高いところ)にある星が、はくちょう座のデネブです。 次に、デネブから三角の中に向かって、暗い星を見つけていくと1本の線が結べるはずです。(下図参照) この直線上には明るい1等星から目で見られる一番暗い6等星まで、ずらりと並んでいます。この直線上で、どれくらいの星が見られるかを数えることで、どれくらいの明るさの星が見えているかが間単に分かるのです。 |
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もしデネブ以外見えなければ、その場所では1等星までしか見られない、星を見るには条件の悪い場所となります。ベガとアルタイルの間の星まで見られれば、3等星まで見ることができ、季節の代表的な星座は十分見つけられる場所となります。もし4等星、5等星まで見ることができれば、三角の中に注目です。4〜5等星まで見られる星空であれば、何とか天の川が夜空を流れる様子が見られるはずです。 見る場所、天気、あるいは月が夜空に出ているかでも、どれくらいまで星が見られるかが変わってきます。この様子を調べると、立派な自由研究になります。 |
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次回からは、見て楽しい天の川の世界をご紹介しましょう。 |
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(事業課 安藤 享平) |
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2004年8月24日 福島民友新聞 「ふくしま星空散歩」より |
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