【開催報告】

2004/12/02


 

 平成16年11月27日(土)・28日(日)に、天文教育普及研究会・東北支部会が開催されました。この会は、天文教育・普及活動を行っている全国の学校教員・社会教育施設職員・アマチュア天文家ら約600名が会員の天文教育普及研究会の東北地方における会合で、会員内・外の方々が20名ほど参加されました。各参加者の方々の天文教育・普及活動に関する実践報告や天文に関する研究発表があり、活発な議論が交わされました。

 当館のスタッフも参加し、今後の科学館でより充実した事業を行う参考とさせていただきました。また東北地方の天文教育・普及関係のみなさまとの交流を進めることで、新たな事業展開ができるようにしていきたいと考えています。

 

−開催内容−

実践報告・研究発表

1. 「秋田に星空を求めて」 永沢敏昭氏(横手星の会・横手南小学校)

2. 「定点観測システムを活用した天文教育について」 渡邉景子氏(いわき明星大学)

3. 「月面連続分光イメージャーの開発とその応用」 齋藤正晴氏(宮城教育大学)

4. 「中学生が実施した星空環境調査実践報告」 千島拓朗氏(宮城教育大学)

5. 「天文史の検証」 甲田昌樹氏(青森天文ネットワーク)

6. 「夜空メーターの制作と測定」 伊藤芳春氏(宮城県立鴬沢工業高等学校)

7. 「バイナリ小惑星の位相変化による光度曲線の変遷」 浜野和弘巳氏(浜野和天文台)

8. 「秋田市内における天体観察環境の調査」 毛利春治氏(秋田大学)

9. 「胎内自然天文館の紹介」 鈴木克氏(胎内自然天文館)

企画セッション(茶話会)

 ※ボランティアによる天文普及活動などについての全体討議