【開催報告】世界天文年 全国一斉オープニングイベント

 2009年1月4日(日)、世界天文年2009のスタートを記念しての「全国一斉オープニングイベント」に、スペースパークも参加しました。スペシャルイベントを開催し、多くの皆さんとともに世界天文年のスタートを迎えることができました。

世界天文年オープニングスペシャル!(宇宙劇場 第1〜3回目投映)


 第1回目となる11時からの投映では、佐藤秀一館長の「開会宣言」で幕を開けました。

 イベントでは、海部宣男 世界天文年2009 日本委員会委員長や、松本零士 名誉館長からの世界天文年に向けたビデオメッセージの紹介で、世界天文年に向けた熱い思いを皆さんにお伝えしました。

 松本零士 名誉館長からは、天文に興味を持った少年時代のエピソードを披露していただきました。



 その後、プラネタリウムでは2009年の天文現象紹介や、ガリレオの見た宇宙についての紹介などを行い、今年星空をより楽しみ、宇宙を“発見”するためのヒントをご紹介しました。

 そして、会場で配られた「世界天文年 オープニング記念福袋」に書かれた番号による抽選会を最後に行いました。

 松本名誉館長からの1月4日付の記念グッズや、「君もガリレオ」望遠鏡キット、宇宙食を記念品として各回3名の方にお渡ししました。


 

 その他にも、第3回目の投映では、東京・科学技術館との「おめでとうメッセージ交換」を行いました。

 残念ながら回線の都合で音声が届きませんでしたが、当館の展示監修をされた半田利弘先生の科学技術館からの映像が届きました。


世界天文年オープニング観望会(郡山駅西口駅前広場・22階 展望ロビー)

 

 風と雲があったものの、月と金星が見え、「新春星初め!」となりました。時間が過ぎるとともに、すばるやカペラなども観察することができました。

 月のクレータや、金星の満ち欠けの様子など、ガリレオが発見した宇宙の姿に触れていただくことができました。

 また、観望会に参加した皆さんには、当館発行の「世界天文年2009参加証明証」をお渡ししました。今回は1番から290番まで、つまり290名の方が、郡山で宇宙への扉を開いてくださいました。寒い中、お越しいただいてありがとうございます!


 

 また、多くの方がいらしたので、ボランティアの方々の協力で急きょ展望ロビーでもミニ観望会を開催しました。

 参加してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 また、今年は世界天文年にちなんで、さまざまなイベントを開催してまいります。引き続き、さまざまな宇宙と出会い、楽しむ年にしてください!