平成22年度 第4回目の活動テーマは、「歩く動物 −ギヤボックスのしくみを学ぶ−」です。
「ギヤボックス」とは何か? まずは仕組みを知ることから、今回の活動は始まりました。
ギヤボックスの中に入っている歯車の話から始まり、歯車の組み合わせで力の向きや速さなどを変えられることや、ギヤボックスが世の中の様々な機械に使われているなどの話に、みんな真剣に聞き入っていました。
次は実際に、ギヤボックスを作ってみました。今回は力が強くなる低速のギヤの組み合わせに挑戦です。
設計図をじっくりと見て、さっそく作成にかかるも、歯車の数も多く、部品もやたら小さいという工作内容に、みんな悪戦苦闘の連続でした!
それでも設計図を何度も見直し、部品を一つ一つ確認しながら、作成を続けました。
黒森・大越両先生が各テーブルをまわり、作成がうまくいかないクラブ員たちを指導しました。その熱心な指導の甲斐あって、一人また一人と完成することができました。
完成した順に、黒森先生が電池でモーターを回し、うまく動くかを確認します。一発でOKがでるものがあれば、うまく動かずに手直しが必要なものなど、今回の工作は、設計図の読解力と細かい工作をする技術力が試されるものでしたね。
最後には、全員がほぼ完成し、ギヤボックスを使った歩く工作に、いろいろと想いを巡らせていました。
次回は福島県発明工夫展に出展する、クラブ活動紹介パネル作りを行います。