平成22年度 郡山市少年少女発明クラブ

【第7回目】11月14日(日)

 第7回目の活動は、「ラジオ作り」です。

 

 今回は、ラジオ作りに挑戦です。これまで行ってきた活動内容と違い、複雑な電子部品をたくさん使った工作です。

 こころなしかクラブ員の皆さんが、いつもより気合いが入っているように見えます。

 まずはテキストを使って、なぜラジオは聞こえるのか、簡単な説明を行いました。そして、さっそく工作開始です。


 

 今回使用したラジオの組み立てキットは、手作りすることを前提にしたものですが、はんだづけで難しい部分がいくつかありましたので、黒森先生が事前に一部はんだづけをしたものを使用しました。これは学年や技術力に合わせてできるように難易度を設けてあり、クラブ員に希望を聞きつつ、それぞれにキットを手渡しました。

 キットの中から説明書を取り出し、額をすり寄せるように読み始めると、あちこちから「むずかしい」との声があがりました。

 しかし、大越先生が用意した写真入りの完成図や、途中経過が分かるテキストを見ると、説明書の内容を理解しはじめ、次々と組み立てに取り掛かっていました。


 

 今回の組み立ての中で大きな役割を占めるのが、電子部品のはんだづけです。これが失敗すると、電気が流れなかったり、他の回路に電気が流れてしまったりするなど、工作が失敗してしまいます。今までとは違って、複雑かつ多くの箇所のはんだづけに、悪戦苦闘していました。

 一番難易度が低いキットのクラブ員の何人かは、電波を受信できる状態まで完成させ、さっそく音を鳴らし始めました。ただ、難易度が高いキットのクラブ員は、さすがに完成させることはできませんでした。次回の活動で頑張って完成させましょう!


 次回の活動は、「ラジオ作り」の続きを行います。