平成22年度 郡山市少年少女発明クラブ

【第8回目】12月19日(日)

 第8回目の活動は、前回の「ラジオ作り」の続きを行いました。

 

 先月の活動で、最後まで完成しなかったものや、音が鳴らないものなど、黒森先生が個別に指導していきました。

 組み立ての間違いや配線の接触不良などの間違いを正して、最終的には音が鳴るようになりました。


 

 ラジオ作りが一段落すると、今回の製作で特に多かった失敗の原因である「はんだ付け」の再講習を行いました。

 はんだの適正な当て方、押し当てる時間など、全員でイメージトレーニングをして、正しいはんだ付けの技術を身につけました。

 その後、ラジオはなぜ好きなラジオ局を選ぶことができて、音を鳴らすことができるのか?という理論を分かりやすく黒森先生が解説をしました。なわを張り、ゆらすことで電波の波の状態が変化するイメージを、目で見て理解できたようです。


 

 次に大越先生が、チラシや楊枝を使って簡単にできる風車の工作を行いました。始めに、風力が今後のエネルギー供給にとても役立つこと、そして風を簡単にエネルギーに変える手段が風車であることをお話しました。

 その後、実際にチラシを使って工作を開始しました。自分でよりよい出来になるように考えて作るという、個別のひらめきが必要となります。そのため、設計図通りに作ることに慣れているクラブ員は、作成に苦労しました。

 作成手順は口頭で伝えたので、先生に聞きなおしたり、見本の完成品を見直したりと、試行錯誤の連続でしたが、最後には全員完成させることができました。


 次回の活動は、「三角コプター作り」です。