第4回目の活動は、「モーターを作ろう!」の続きを行います。
前回、シンプルな二極モーターの作成を行いましたが、さまざまなトラブルが発生して、時間内に完成させることができませんでした。今回は、前回の作業の続きを行います。
多くのクラブ員が電磁石を作るところまではできたので、軸に整流子をはめ込み、電磁石を本体に据えつけるところから、作業が始まりました。
電流を軸につたえる整流子の作成は、こまかい部品が多いので、黒森先生が特別に作成した整流子用の設計図を見ながら、真剣に作成を行いました。
次は、整流子に電流を流す配線に、はんだづけを行います。
しかし、今回はクラブ員の半数がはんだづけを未経験のため、まず始めに黒森先生が手本を見せました。
その後、みんながそれにならって、はんだづけを行いました。悪戦苦闘しながらも、なんとかはんだづけを完成させることができました。
さあ、ここで二極モーターは完成です。さっそく電池をつないでモーターが回るか実験しました。「いきおいよく回りだし完成!」という人は、残念ながらごく一部で、大半の人がうまく回りません。どこがいけなかったかのか、完成品と見比べながら原因を探ります。
そこで、多くの人がエナメル線の巻き方が荒く、ふくらんだ部分が回転する際にぶつかって、うまく回らないことが分かりました。さっそく巻き方を改めると、回りだす人が増えました。
早くできた人は難易度の高い三極モーターにも挑戦し、中には見事に回すことに成功したクラブ員もいました。
次回は、発明工夫展に展示する「活動紹介のパネル作成」を行います。