今年度の最後の活動は、「立体模型を作ろう」ということで、「ペーパークラフト」と「カライドサイクル」を作りました。
まず、立体模型とは?という話を聞いてから、多面体の形をした地球のペーパークラフトを作りました。切り抜きからのりづけにいたる完成までの手順について、一切の説明なしという内容です。
どのように切ればよいのか?どのようにのりづけすればよいのか?ということを、それぞれで考え実行するという、日頃の工作の腕前と未知のものに対応する力が試される場となりました。
頼れるのは自分のみということで、全員ひたすらハサミをもくもくと動かします。聞こえるのはハサミの音のみ。全員が集中して工作にはげみ、次々と完成させていきました。
次に挑んだのは、カライドサイクルです。複数の四面体の輪をつなぎ合わせた形をしたもので、完成すると連続で絵が変わる工作です。こちらは設計図を見ながら作成していきます。
紙を複雑に折りながら正確に組み合わせていき、最後にのりづけして完成です。折る作業とやや複雑な組み立てに苦労しながらも、これも無事に完成しました。
クラブ員は、完成したカライドサイクルを内側に押し込んだり、外側に広げたりして、絵が連続して変わるのに感心しながら楽しんでいました。
今回で今年度の発明クラブの活動が終了しましたので、最後に閉講式を行いました。
指導にあたった黒森先生と大越先生、科学館の遠藤館長より最後にお言葉をいただき、みんなであいさつをしてから解散となりました。
クラブ員の皆さんは、今年度で学んだことを、ぜひ将来に活かしてください。
次年度のクラブ員募集は、3月16日(土)からです。皆さんの応募をお待ちしています。