郡山市少年少女発明クラブ 第1回 活動報告

2013年5月19日(日)

 今年度の最初の郡山市少年少女発明クラブ活動は「回転のぞき絵」を作りました。

 

 はじめに郡山市少年少女発明クラブの開会式を行いまいした。会長の黒森五郎先生と、副会長の伊東利幸科学館館長より、ごあいさつをいただき、その後、主任指導員である大越清美先生や、クラブ事務局の職員の紹介を行いました。

 その後、早速、第一回目のクラブ活動が始まりました。

 今回は木や紙を使った工作ということで作るものは「回転のぞき絵」です。まず大越先生より「回転のぞき絵とは何か?」という説明がありました。1830年頃イギリスで発明されたゾートロープをはじめ、鏡越しにみるフェナキストスコープや型紙にひもをつけたソーマトロープなど、試作品の実演を交えながらの話にクラブ員は興味深く聞き入っていました。


 お話の後に工作に入りました。作るのはゾートロープです。まずは動かしてみたい絵を選び、型紙を切り抜き、動く絵の順番が間違っていないか確認しながら、ていねいに回転板の台紙に貼りつけていきました。
 貼りつけが終わると、回転板の台紙を組み立てました。組み立てると外側に細いのぞき窓があるたらいのようなものができました。


 回転版を高速で回すための工夫を、今回は大小のボール紙の筒を使って挑戦しました。みなさんいろいろな工夫をしながら取り付けることができました。これで「回転のぞき絵」の完成です。さっそく回転板を回して、のぞき窓からのぞいて見ると絵がまるで動いているように見え、クラブ員からは次々と歓声があがりました。

 また先に完成させたクラブ員は白紙に自分で絵を描いて、オリジナルの動く絵を楽しみました。


次回はギヤボックスの仕組みを学びます。