今年度の最初の郡山市少年少女発明クラブ活動は「コマを作ろう」ということで、さまざまなコマを作成しました。
はじめに郡山市少年少女発明クラブの開会式を行いまいした。会長の黒森五郎先生と、副会長の伊東利幸科学館館長より、ごあいさつをいただき、その後、主任指導員である大越清美先生や、クラブ事務局の職員の紹介を行いました。
その後、第一回目のクラブ活動が始まりました。
まず最初に作ったコマは黒森先生の用意した「いつまでもまわるコマ」です。本体はつまようじを大きな厚紙にさし、上下を小さな厚紙ではさみこんで重心を上下に調整できるものです。手間はかかりますが、難易度は高くないので次々と完成させていきました。ただし作ってから回すのが大変なのがこのコマの最大の特徴です。
回す道具は、針金の先に小さな輪をつけたもので、これを軸の上に通し軽く回し、軸の下は木に小さな穴を空けたくぼみにいれ、静かに軽く回します。するとゆっくりと回りはじめます。これは力を加える限りいつまでもまわるというもので、軸の向きを変え「歳差運動」をみることができる物でした。やや理論は難しかったけど、皆、何とか回すことができました。
次に大越先生よりコマの種類や回し方のお話を聞きました。そして大越先生の指導で作ったのがコマの軸にビー玉を使ったおなじみ「ビー玉ゴマ」です。こちらはさまざまな模様のついた型紙を皆さんに渡して作成してもらいました。さらに裏側にマジックでさまざまなオリジナルの模様を書いて、早速回してみました。模様の中には有名な「ベンハムのコマ」の絵柄もあり、白黒だけなのに、回すと、さまざまな色が浮かんでは消える不思議さに、皆、見入っていました。
次回は天体の動きを学びます。