今回の郡山市少年少女発明クラブ活動は「天体の動き」特に月の動きを調べようということで、そのための実験装置を作製しました。
はじめに月の満ち欠けについて講義を受けました。まずは月がどのような形にみえるか、クラブ員がそれぞれ前に進み出て図に表しました。さまざまに書かれた月の形を見ながら、大越先生から解説を受けました。
次はいよいよ月の満ち欠けを体験できる実験装置を作製しました。慎重に設計図を見ながら作製していきます。まず八つの横方向に穴が開いた箱を作製し、その中に月に見立てたボールを配置します。次に太陽となる電球を箱の内側につけて、箱の中が暗くなるように、ぴったりと重なるふたを作製します。ふたをかぶせて、光がもれなければ完成です。
さっそく完成した装置を使って実験開始です。八つのそれぞれの方向からのぞくと太陽に照らされた月が見えます。それぞれの穴からは影の部分が違うさまざまな形の月が見え、先ほど講義で聞いた満ち欠けで変わる月の呼び名を実験装置に記入していきました。
最後に地球儀ならぬ、月を表した月球儀を作製して、月の表面を調べてみました。
次回は簡易光学台を作ります。