第3回目の活動は、「身近な実験装置で太陽・月の動きを知ろう」でした。
前半は大越先生がメインとなり、「コマ型日時計」作りに挑戦しました。
最初に、今から約4000年程前、古代エジプトで作られたと言われている日時計のしくみについて説明がありました。今までに、日時計を作ったり、使った経験のあるクラブ員は少なく、しかも、ボール紙やたけひごで、簡単に日時計を作れることに興味深々でした。班員協力し合い、楽しみながら40分程で全員製作することができました。
「完成した日時計」を使っての観察は、太陽の位置の関係で、後半の活動終了後に行うことになりました。
後半は、黒森先生オリジナル「月の動きを観察する装置」の製作です。
材料は、ほとんどが黒森先生の手作りです。ピンポン玉を月に見立てて色を塗り、カードを取り付けて組み立て完成です。この装置を使って、月の満ち欠けがなぜ起こるのかについて、その理由を学びました。
最後に、日時計を使っての観察方法を学びました。
大越先生から「コマ型日時計では、時刻盤と竹ひごは90度、そして竹ひごは緯度に合わせる必要があります。」という説明があり、別会場に移動して、実際に観察しました。皆さんの感想カードから、楽しく充実した時間だったことが伺えました。
次回は「針金細工」です。