第4回目の活動は、「針金細工を楽しもう!」でした。
最初に、黒森先生が自分で作られた作品を見せながら、普段の生活で、ほとんど使用したことがない針金を使っての工作の面白さについてのお話がありました。
次に、道具として使用する「ペンチ」「ラジオペンチ」の名称を覚え、「切る」「曲げる」等、工作に必要な具体的なやり方を学んでから活動に入りました。
針金にもペンチにも、まったく慣れていない子どもたちでしたが、さすが発明クラブを志すだけあり、時間が経つにつれて、どんどん作業に集中していきました。
また、今回は「針金細工」の活動と並行して、ラジオ等の回路を伴う作品の製作には欠かせない「はんだづけ」の実習も行いました。「はんだづけ」は、やけど等危険を伴うので、黒森先生とのマンツーマンの指導で行いました。
クラブ員にとって「針金」同様、「はんだ」「はんだごて」を使用するのは、ほとんどが初めての経験でした。はじめはおっかなびっくりの子ども達でしたが、「はんだ」が溶けて、銅線をつなぐ不思議さに魅了され、真剣に取り組んでいました。
最後に、皆さんの感想カードの中から二つ紹介します。
「今日、一番楽しかったことは、針金で〈たこのふりこ〉をつくったことです。バランスをとったり、たこの足を作るところが難しかったです。また、いろいろなキャラクターを針金で作ってみたいです。」
「いろんな物が作れて楽しかったです。けがをしないでできました。はんだごてで、くっつけたり、離したりするのがとても面白かったです。道具の使い方がよくわかりました。」
次回は「活動紹介パネル作成」です。