第3回目の活動は、「水を使って発明しよう」を行いました。
3回目の活動ということで、クラブ員の顔と名前が一致するようになり、明るく和やかな雰囲気の中で活動が始まりました。
担当する小野先生から、暑い7月を迎えたので、今回は"水"を使って活動する内容のお話があった後、一人一人に、つながった2本のペットボトル、しかも片方のペットボトルには、水が満タンに入っているものが配られました。
クラブ員たちは、「これから一体何がはじまるのだろう?」といった顔つきでした。すると、小野先生からは、次のような質問が出されました。
「満タンに入った水を、空のペットボトルに水を移しかえます。どうすれば、少しでも早く移しかえることができるか?その方法をいくつか考えてみましょう!」
先生の質問に応えるよう、クラブ員からは、次のような意見が次から次と出されていきました。
「ペットボトルを45度に傾ける。」「ペットボトルを上下に早く振る。」「ペットボトルの上や横を素早く叩く。」「ペットボトルをグルグルする。」など、全部で10通り以上の意見が出されました。さすが、発明クラブのクラブ員たちです。
さっそく、どの方法が速く移しかえられるのか、ペアになってストップウォッチ片手に確かめる実験に取りかかりました。しかも、一つの方法に対して5回ずつ実験し、その平均値を出しました。クラブ員たちの顔は、真剣そのものでした。
この活動の後、全員で楽しく浮沈子作りに取り組みました。
最後に、活動を終えたクラブ員の感想を紹介します。
「浮沈子が浮いたり沈んだりする原理が分かって良かったです。他にも、どのやり方で水を移動できるかなどを調べることができて、とても楽しかったです。」
「空気の入り方で水の出入りが変わることが初めて分かった。また、浮沈子を使ったクリップ釣りゲームでは、針を増やしたりなど工夫をしました。今回のクラブでは、科学の力によって、いろいろなことが分かったので楽しかったです。」
「浮力を使ったおもちゃなど、浮力に関係した言葉などは聞いたことがなかったのですが、そのことに関していろいろ分かってとても楽しかったです。」
次回は、「偏光万華鏡づくり」の工作です。