第7回目の活動は、「空気を使って発明しよう!」を行いました。
今回は、小野先生が担当です。
最初は、「空気で遊ぶ」活動から入りました。「ストロー笛、みんなはやったことあるかな?」との質問に、やったことがあるクラブ員は2割とやや少なめでした。そこで、すぐに作り方の説明を聞いたり、テキストを参考にしたり、作ってみました。
ところが、なかなかストロー笛は鳴り ・ ・ ・ ません。
「ストローの切り方かな?」「ストローの柔らかさかな?」「くわえ方かな?」など、鳴らない原因を考えながら、クラブ員の工夫が始まりました。
いろいろ試した結果、くわえる位置が重要なことに気づき、最後は全員が笑顔でストロー笛を鳴らすことができました。
いよいよ、ジャンピングストローシャトルの工作開始です。今回は、ペットボトルの持つ弾性を利用して飛ばします。しかし、ただ単に飛ばせば良いのではありません。発射したストローシャトルが、的に当たるようにするには、どのようなフォルム(形)にすれば良いのか?がねらいです。つまり、「空気抵抗」を考慮しなければなりません。
クラブ員は、思い思いの形で、「ストローシャトルを作っては試し、また作る。」という活動を続けました。トイレと水分補給のための10分間の休憩時間も、作り続けるクラブ員がほとんどでした。
「ストローの切り方は?」「長さは?」「翼をつけるか?つけないか?」などなど、繰り返し実験する楽しさを体感できる時間となったようです。
最後に、活動を終えたクラブ員の感想を紹介します。
「私は、シャトルを作るのを工夫しました。長さやテープの量、本数などいろいろ工夫しました。今日は、自分が思ったところにシャトルが飛んだので、良かったです。家でも、他にもたくさん工夫がしたいです。」
「ストロー笛は、前に作った作り方とは違いました。この方が簡単で安全でした。シャトルの方は、少し飛ばす角度を変えるだけで飛ぶ距離が変わること、ストローを閉じて飛ばすと早く飛ぶこと、という2つのことを使って、少し遠くの的に当てられた良かったです。ストローの先を細くすると、遠くに飛ぶことも知りました。」
今回の活動を楽しんだことが、多くの感想から読み取れました。
次回は、「立体模型を作って遊ぼう」の工作です。