郡山市少年少女発明クラブ 第10回 活動報告

2017年2月12日(日)

 第10回目の活動は、「動物ロボット(四足)を作ろう!」と「閉講式」を行いました。

 

 平成28年度の最後の活動日でした。

 今回は、黒森先生が担当して、ギアボックスとクランクを使用しての「動物ロボット(四足)」作りを行いました。

 最初に行ったのは、導線のつなぎ目を固定させるための「はんだ付け」です。

 昨年度に経験しているクラブ員は、はんだゴテとはんだを上手に扱って作業はスムースに運びました。初体験のクラブ員は、恐る恐るのハンダづけになってしまいましたが、先生方からの指導を受けると、あまり時間をかけないで固定させることができました。さすが発明クラブのクラブ員たちです。


 つなぎ方が終了すると、次は組み立て作業です。ラジオペンチやドライバーを使って、テキストに描かれている配線図を片手に、組み立てが始まりました。

 しかし、ネジを取り付ける位置や方向、そして固定方法に戸惑い、組み立ては悪戦苦闘の連続でした。しかし、そんな中でも、クラブ員の活動意欲は旺盛で、休憩やトイレの時間もそこそこにして、活動に没頭していました。そして、なんと予定時間より早めに、ほとんどのクラブ員が動物ロボットを組み立てることができました。

 活動を終えたクラブ員の感想を紹介します。

 「透明フィルムで前足と後足をつないだものを、うまく回すのに苦労した。ギアボックスを初めて発明クラブで使ってうまくいってとても楽しかった。」


 「ネジを緩めたりするだけで動きが変わるので、面白いと思いました。はんだ付けはなかなか経験できないことなので、できて良かった。ロボットというと結構難しいイメージがあるけど、木やモーターだけで出来るのはすごいと思いました。ただ、ちょっとしたことで、動かなくなったりするので、調節が難しく奥が深いと思いました。」 

 今回の活動でも、色々と楽しんでいただいたことが、多くの感想から読み取れました。

活動終了後、閉講式が行われました。10回の活動すべてに出席したクラブ員には、黒森会長から奨励賞が授与されました。

 また、クラブ員の伊東さんが代表で、「1年間の活動を振り返って」と題して、感想を発表してくれました。

 クラブ員の皆さん、ご指導くださった3名の先生方、大変お世話になりました。


 3月には、平成29年度クラブ員の募集があります。興味のある方は、ぜひ応募ください。来年度の活動は、5月から始まります。