郡山市少年少女発明クラブ 第3回 活動報告

2017年7月9日(日)

 第3回目の活動は、「CDを使って発明しよう」を行いました。

 

 今回は小野先生の担当で、「CDを使って発明しよう」というタイトルで、ホバークラフトの製作を行いました。

 製作活動は、ペットボトルのキャップに千枚通しで、穴をあけることから始まりました。簡単な作業なのですが、実は、穴をあける大きさが一つ目の重要なポイントなのです。大きさによって空気の吹き出し方が異なるので、ホバークラフトの動き方が決まってしまうのです。クラブ員は慎重に穴の大きさを考えながらの作業になりました。

 次は、ペットボトルのキャップの部分ともう一個のキャップをつなぐ作業です。本来ならペットボトルを切る作業から始まるのですが、時間がかかることと危険が伴うということで、今回は小野先生が前もって準備して下さったものを使用しました。


 クラブ員は、接着剤を上手にキャップにつけ、作業は思いのほかスムーズに進みました。ところが、ゴム風船の口の太さに合わせるために、チューブに巻く布製のガムテープを裂く作業に、思いのほか時間がかかってしまいました。粘着性が強いので、気をつけないとガムテープ同士が折れてくっ付いてしまうというトラブルでした。

 それでもクラブ員たちは、予定していた時間より速く「ホバークラフト」を作り上げることが出来ました。接着剤が乾燥するまでの間を利用して、もう一つ製作予定だった「CDこま」を完成させ、全員で「CDこま回し大会」を急きょ開きました。優勝記録は何と2分を超えて回り続けました。なかなかの好記録でした。最後に、「ホバークラフト」の不思議な動き方を楽しみながら活動を終了しました。


 最後に、活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介したいと思います。

 「ぼくのホバークラフトは最初は全然走らなかったけど空気がふき出る穴を大きくしたら、スイスイ走ったので、うれしかったです。たぶん、空気がふき出る穴がとても小さかったので、浮かなかったんだろうと思いました。」

 「小さな穴から出る少しの空気の力だけで、ホバークラフトが動くのがすごいと思った。次は、穴の大きさ、風船に入れる空気の量などを変えた時の変化も観察したいと思う。CDこまのベンハムの円盤は、何色が見えるのか?良く調べてみたいと思う。」

 「今日はとても楽しかったです。次回のクラブがとても楽しみです。」


 次回は、「ゾートロープで楽しもう!!」です。