郡山市少年少女発明クラブ 第8回 活動報告

2017年12月17日(日)

 第8回目の活動は、「オリジナル万華鏡を作ろう」を行いました。

 

 今回は大越先生が担当で、「オリジナル万華鏡」を作りました。朝から雪がちらつく寒い日にもかかわらず、多くのクラブ員が元気よく集まってくれました。

 最初に、大越先生から今回作るオリジナル万華鏡の完成品を見せてもらいながら、簡単な万華鏡についての説明がありました。

 次に、少し変わった万華鏡の紹介をしてくださいました。その万華鏡とは、3枚の鏡でできているのではなく、円柱形の筒型の鏡でできている万華鏡でした。

 クラブ員全員が初めて見たということでした。クラブ員は、筒型の万華鏡があるということに驚くとともに、その見え方にも当然違いがあることにびっくりしていました。


 説明の後、さっそく万華鏡作りが始まりましたが、クラブ員は渡された筒の構造を見て、またびっくりです。その驚きを、あるクラブ員は次のように表現しました。

 「筒は二重構造になっています。外側の筒は、端と端を合わせることでスムーズに回るようになっており、中の軸となる筒は、一度切って内径を小さくしてピッタリ合うように調節してありました。」

 さらに、今回の万華鏡のすごさは、これだけではありません。なんと、万華鏡の中に自分の好きなオブジェを入れたり変えたりすることができる万華鏡なのです。大越先生が長年培ってきた技に、クラブ員は感服したようでした。

 その後は、のぞき窓や底ふたなどを作り、オリジナル万華鏡を完成することができました。 


 今回の活動を終えたクラブ員3名の感想を紹介します。

 「万華鏡を上に向けてみると、ドーム型の家に入っているような感覚になりました。大越先生が作ってくれたのは、2本の筒を使って、一本の筒は少し小さくして入れてあり、こうするとうまくはまることに気づきました。」

 「鏡と合わせただけで、不思議なものが見えることがすごいと思った。鏡の形が丸くなると、横に歪んで見えたのもすごかった。鏡の数によって見え方が変わることを初めて知った。もっと増やしたらどんなふうに見えるのか確かめてみたいと思った。」

 「今回は仕上がりの良い作品を作ることができた。工夫するアイデアも大事だが、きれいに作ることも発明だと思う。反射についてもたくさん学べたので、学校でも活かしていきたい。」


 次回は、「リニアモーターカーを作ってみよう!!」です。