2002/04/27


平成14年5月1日〜6月30日

 ごくまれに、太陽が欠けて見える日食が起こりますが、完全に欠ける日食を皆既日食といいます。この時、辺りは夕暮れのように暗くなり、太陽を取り巻く美しいコロナや明るい惑星などが見えてきます。
 明治20年には郡山で皆既日食が見られました。このときの様子を再現してみます。

 なぜ、このような現象が起こるのかを探ります。また、6月11日には日本全国で見られる部分日食も紹介いたします。

 

 

【解説員からの番組のみどころ】

【木村解説員】

【安藤解説員】

 昔は天変地異の代表的な現象が日食でした。現在では、起こるべくして起こる現象ですが、実際に観察してみると不思議な現象です。特に皆既日食は、急に世界が闇に被われる感じがして、再び太陽が姿を現すと光のありがたみを感じます。
 日食の不思議さを感じていただけたらと思います。

 普段変わらず地上を照らす太陽が、突然欠け消えてゆく日食という現象に、昔から多くの人々が注目してきました。その正体は、地球から見て太陽と月がおりなす偶然による一大天文ショーです。
 昔の人々が観察し考えてきた日食の世界と、日食の魅力的な様子をご案内いたします。

【田邊解説員】

【近藤解説員】

 明治時代には郡山で皆既日食が観測されました。この時代の文献は数が少なく、非常に貴重な記録です。いったいどんな人がこの記録を残したのでしょうか?皆既日食や部分日食という天文現象と一緒に歴史的なお話にも今回はチャレンジしています。

 昼間明るく輝いている丸い太陽が、だんだんと欠けていく。日食とは不思議な現象です。太陽が隠れていく原因は月です。あれ!? なぜ昼間に月がでているのでしょう? 不思議な日食の世界を、映像などを交えてご紹介します。

 

次回の予告 2002年7月〜8月

大冒険惑星ツアー
〜コースはみんなで選択〜


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