今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。
子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。
太陽系の中には「小惑星」と呼ばれる、小さな天体がたくさんあります。その中のひとつ「イトカワ」に、日本の探査機「はやぶさ」が到着をしました。はやぶさによって見えてきた小惑星の姿とは? そして、小惑星から分かる太陽系起源の謎について迫ります。
昨年の“惑星”定義の話題でも紹介されたように、太陽系というのは非常にさまざまな天体があります。いわば宇宙の中でのひとつの家族といえる太陽系の天体たちの姿の中でも、今回は小惑星の世界をご紹介いたします。
近年では探査機が接近・着陸し、小惑星の正体が非常に詳しくわかってきました。宇宙に浮かぶ小さな天体の姿が、これほどまでに詳細に捉えられるようになったのは、非常に大きな驚きです。その姿に 皆さんも迫ってみてください。そして、私たちの家族のことをより知ってみましょう。
今から4年前の2003年5月、日本の探査機「はやぶさ」が宇宙へと旅立ちました。目的地は小惑星「イトカワ」。日本人の博士の名前が付けられたこの小さな天体は、地球と同じように太陽の周りをまわる太陽系の仲間です。「はやぶさ」は2005年12月に「イトカワ」に 到着し、詳細な観測を行いました。数々の新しい技術を搭載した日本の探査機は、世界に誇る大きな成果をあげたのです。
太陽系には無数の小惑星があり、そこには太陽系誕生の秘密が隠されていると考えられています。今回は「はやぶさ」と共に宇宙へ旅立ち、小さな惑星たちの姿を見ていきましょう!
私たちの住む太陽系には、地球をはじめとする惑星や、衛星などの他にもたくさんの天体があります。その中に比較的小さな天体として、小惑星というものがあります。小惑星と聞くと、あまり目立たない存在というイメージがあるかもしれませんが、小惑星は太陽系の中にたくさん存在し、太陽系の起源を探るカギとして非常に重要な役割を担っています。
その小惑星のひとつ「イトカワ」に、日本の探査機「はやぶさ」が2005年12月に最接近し、さまざまな成果をあげました。
今回は小惑星の中でも特に「イトカワ」をとりあげ、さらにそこから分かる太陽系誕生の謎についてもご紹介していきます。
2007年11〜12月 「消えた星のなぞ」
小惑星イトカワの姿 (C)JAXA
小惑星から太陽系の起源にせまる?! (C)GOTO
2005年12月にイトカワに到着した
日本の探査機「はやぶさ」
(C)GOTO