プラネタリウム一般番組

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 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。

ガリレオの見た宇宙 2009年11月1日(日)〜12月30日(水)

番組内容

 1609年、ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を星空に向けて、宇宙の新たな姿を次々と発見していきました。世界天文年の今年、ガリレオから現在までの宇宙のさまざまな“発見”を見てみましょう。

 今夜の星空紹介とあわせて生解説でお送りいたします。

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

 ガリレオ・ガリレイが、イタリアで望遠鏡を夜空に向け、月の姿を記録に残したのが、1609年の11月頃とされています。ちょうど400年目となるこの時期、みなさんとともに、400年昔に出かけ、ガリレオの驚きをいっしょに体験しましょう。素晴らしい映像で、みなさんも、気分はガリレオ!となることでしょう。

 そして、400年間の天文学発展の歴史をたどり、現在わかっているさまざまな宇宙の姿を凝縮してご紹介します。望遠鏡を夜空に向けて始まった、壮大な宇宙の発見をお楽しみください。
 

【近藤解説員】

 望遠鏡が発明されたのが1608年といわれています。それまで、私たちは肉眼で星空を眺めていました。その頃は、地球は宇宙の中心にあり、太陽も月も惑星たちも、すべて地球の周りをまわっていると考えられていました。また、月は水晶でできていて、ツルツルの天体であると思われていたのです。

 そこに登場したのが、「近代科学の父」とも呼ばれるガリレオ・ガリレイです。ガリレオから現代まで、望遠候で明らかになった宇宙像の変遷を見ていきましょう。
 

【水谷解説員】

 今回はガリレオが見た宇宙だけではなく、そこから400年経った現在までの天文学の変遷も紹介します。400年経った現在、望遠鏡の性能もどんどん良くなり、さらに遠くの宇宙や、くわしい宇宙の姿が見えるようになりました。私たちの目の前にはどのような新しい宇宙の世界が広がっているのでしょうか。

 ガリレオから少しずつ見えてきた宇宙の謎をはじめ、現在までの天文学の足取りを追っていきたいと思います。みなさんもいっしょに、宇宙の扉を開いていきましょう。

次回(2010年1〜2月)の予告

  宇宙のふしぎなアート 〜星雲の世界〜


月を観測するガリレオ
(C)Astrolab


ハーシェルの望遠鏡
(C)Astrolab


最新の宇宙像とは?
(C)Astrolab