プラネタリウム一般番組

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 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。

宇宙のふしぎなアート 〜星雲の世界〜 2010年1月2日(土)〜2月28日(日)

番組内容

 星たちの間に双眼鏡や望遠鏡を向けてみると、ぼんやりとした場所「星雲」を見つけることができます。この星雲を写真に写して捉えた正体は、非常に複雑な姿をしているとともに、さまざまな色が美しく見られる、アートの世界とも言えます。

 星雲の美しい姿と正体を見ていきましょう。

 

プラネタリウム一般番組特別企画
「双眼鏡で巡ろう! プラネタリウムの星空」

 

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

 オリオン座の三ツ星の下をよく見ると、すこしぼんやりとした場所を、目でも見ることができます。このような「星雲」は、望遠鏡で見ても色まではほとんど分かりませんが、写真に捉えると本当に色鮮やかです。

 これら星雲の色合いにも実は意味があり、それでいて同じものはないという、非常に面白いところでもあります。宇宙で最も美しいものの一つと言える星雲たちをたっぷりご覧いただけます。

 

【近藤解説員】

 冬は寒いですが、星空が美しい季節です。その星空の中には、ぼんやりと輝いて見える不思議な天体が隠れています。「星」の「雲」と書いて「星雲(せいうん)」といいます。

 とても多彩で美しい姿を見せてくれる星雲たちを調べていくと、星の一生と深いかかわりを持っていることが分かります。

 美しい星雲たちの姿とともに、星たちのドラマをご紹介しましょう。

 

【水谷解説員】

 星はずっと輝き続けているわけではありません。星はどのようにして生まれ、そして最期を迎えるのでしょう?そのヒントとなるのが、「星雲」なのです。

 宇宙にはさまざまな姿をした星雲があります。偶然にできたとは思えないほど、鮮やかで見事な様子を見せてくれます。

 今回の番組では、まずはじっくりとその美しい星雲たちの姿を楽しんでいただき、さらにそこに隠されている星の世界へとご招待したいと思います。

 

次回(2010年3〜4月)の予告

  オーロラの旅


プレアデス星団(M45)の星々とメローペ星雲
(C)松本博久


オリオン星雲(M42) 星が誕生している現場です。
(C)松本博久


ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した
オリオン星雲の拡大写真
(C)NASA, ESA, and The Hubble Heritage
Team (STScI/AURA)