郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

番組内容

　私たちは、宇宙の中でどのような場所にいるのでしょう？そして地球を離れていくと、どのような世界が広がっているのか、現在私たちが知る限りの壮大なる宇宙の旅へとご案内いたします。

　

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

　新しくなったプラネタリウムでは、これまでみなさんにご紹介しきれなかった宇宙の姿を、ひと目で分かる形でご紹介できるようになりました。

　その一つが宇宙の広がりであり、正確に「どこにどのような宇宙の姿があるのか」、さらには「目で見られない宇宙の姿がどのように広がっているのか」を自在に表現することで、みなさんに引き続き「宇宙を新体感」していただけると思います。

　またプラネタリウム番組でもスクリーン全体に広がる映像でご紹介できるようになりましたので、宇宙のその場にいる感覚をお楽しみください。

　

【近藤解説員】

　リニューアル後、最初の一般番組は「宇宙の広がり」をテーマにお送りします。

　今回導入されたデジタルプラネタリウムは、天体までの距離や位置などがコンピュータに入力されており、恒星間飛行が可能となりました。これにより、地球を遠く離れると、星座の形が変わっていく様子をリアルタイムでご覧いただくことができます。

　地上から見上げると、プラネタリウムのドームのような天球にはり付いているように見える星たちも、実は各々遠く離れているのです。

　ぜひ、宇宙の広がりを感じてみてください！

　

【水谷解説員】

　「私たちの宇宙はどうなっているのだろう？」、誰でも疑問に思う謎ではないでしょうか。400年ほど前に望遠鏡が発明され、改良を続けることでより遠くの宇宙を見ることができるようになりました。

　現在でも大型望遠鏡などで100億光年以上もの遠くの宇宙の姿をとらえ続けています。そして、観測と理論の両方の面から、宇宙の姿が少しずつですが明らかになってきました。

　私たちは宇宙のどこにいて、そして宇宙はどうなっているのか。今回の一般番組では、みなさんと壮大な宇宙旅行に出かけ、人間が現在観測することのできた宇宙の姿をご覧いただきます。最新のデジタルプラネタリウムが描く、神秘的な宇宙のドラマをご覧ください。

次回の「プラネタリウム一般番組」

宇宙誕生 〜ビッグバン〜

2012年9〜10月