郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

番組内容

　この宇宙は、今からおよそ137億年前に誕生したと考えられています。そして、比較的短い時間のあいだに、現在の宇宙を形作る、さまざまなものが出来上がってきたと考えられています。ビッグバンから現在の宇宙に姿を変えていくまでの様子を、迫力ある映像でご紹介します。

　

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

　宇宙の広がりや今の姿を考えるときに、「遠くの姿を見る」ことは大きなヒントになります。星空を見上げながら、現在の宇宙誕生から137億年の時間の流れの中で、大きなポイントとなる出来事を、迫力のある映像で分かりやすくお伝えします。難しい言葉や考えがいろいろ出てくる宇宙誕生のことも、なんとなく見えてくるでしょう。

　そして、改めて星空を見上げると、ちょっと不思議な気分にもなれるでしょう。壮大な旅をお楽しみください。

　

【近藤解説員】

　今年に入り、「ヒッグス粒子」と思われる新たな素粒子が発見されたことが大きなニュースとして取り上げられました。ヒッグス粒子とは、物質の根幹をなす素粒子の一つであり、宇宙誕生にも関わる重大な発見となるでしょう。

　宇宙が誕生してからごく短い時間で様々な素粒子が誕生し、ダイナミックな変化が起こったと考えられています。この世界の全ての根源である宇宙誕生の様子をご紹介しましょう。

　

【水谷解説員】

　宇宙はどうやって生まれたのでしょう？そもそも、宇宙には始まりがあったのでしょうか？これまでに科学者たちは理論と観測の両面から宇宙の誕生に挑んできました。そして、現在ビッグバン理論が広く受け入れられています。ビッグバン理論はどのようにして生まれ、そして宇宙はどのようにして誕生し、現在に至ったのでしょう。

　今回は新しくなったプラネタリウムで大迫力の映像とともに、みなさんと宇宙誕生の秘密にせまり、137億年の時間旅行に出かけていきます。　

次回の「プラネタリウム一般番組」

100万年後の星空 〜星座が変わる？〜

2012年11〜12月