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【宇宙劇場】プラネタリウム一般番組

 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。


第2の地球?(2014年1〜2月)

番組内容

 現在、夜空に見える星の周りに「惑星」のある場所が次々と見つかっています。その中に生命のいる「第2の地球」はあるのでしょうか?最新の探査機が発見した太陽系外の惑星についてご紹介します。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。


解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

 いま私たちは、宇宙に生命がいるかという、これまでの疑問の答えに近づくことのできるとても面白い時にいます。ほんの10年ほど前には、想像もできなかったほどの数多くの惑星を持つ恒星が見つかり、その姿にも迫りつつあります。
 今回はその姿を、最新の研究に基づいた映像でご紹介していきますので、いっそうみなさんの想像もふくらむことでしょう。また見上げる星空のなかで、どこに「第2の地球」があるのか、星をたどりながらいっしょに考えてみましょう。


【水谷解説員】

 「宇宙人はいますか?」プラネタリウムで星の話をしていると、よく聞かれます。私たちも宇宙に住んでいるので、みんな宇宙人ですよ、という感じでお茶を濁すこともあるのですが、では地球以外の星に生命はいるのでしょうか?
 この疑問に、人はずっと答えを探し求めてきました。火星人の姿を想像したこともありました。そして、現在では宇宙に探査機を飛ばして、太陽系の外にある惑星をたくさん見つけています。そこでは、私たちの太陽系では考えられないような環境の惑星や、地球に似たような惑星も見つかってきました。
 第2の地球は見つかるのでしょうか。私たちの太陽系は、広い宇宙の中で一般的、それとも特殊なんでしょうか。今回の番組では、そんな太陽系外の惑星についてご紹介します。


【佐藤解説員】

 「第2の地球」…なんと夢のある言葉でしょう。多くの人たちが想い描いた第2の地球探しという夢が、現在急速に発展しています。1990年代に初めて太陽系以外に惑星が発見されてから、惑星を見つける方法が考案され、それから次々に惑星が発見されました。現在では惑星候補天体の数が3,500個にも達しています。こうして発見された惑星は、地球とは全く異なるものばかりです。これらは一体どんな星なのでしょうか。
 急速に発展してきた惑星探査の技術。太陽のような大きな恒星のそばで目立たない惑星はどのようにして発見されているのでしょうか。そして、発見された惑星はどんな星なのでしょうか。私たちも第2の地球を探しにいきましょう。


Gliese581dの想像図(C)GOTO


ホットジュピターの想像図(C)GOTO


灼熱の惑星ケプラー10bの想像図(C)GOTO

次回の「プラネタリウム一般番組」

魅惑の火星
2014年3〜4月