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【宇宙劇場】プラネタリウム一般番組

 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。


太陽の表情 (2015年1〜2月)

投映時間

 「投映スケジュール」をご覧ください。

 

番組内容

 私たちにとって最も身近な天体と言える「太陽」。この太陽の暖かさによって私たちは生活することができます。一見穏やかそうに見える太陽ですが、実際はどのような表情をしているのでしょう。太陽の表面では、フレアやプロミネンスなどの激しい活動が見られます。ダイナミックな活動を見せる太陽の素顔に迫りましょう。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

 

解説員からの番組のみどころ

 

【安藤解説員】

 太陽は私たちが地球で生活する上で欠かせない存在であるほか、一見すると変わらないような気がしますが、実はさまざまな変化があり、それは地球にもいろいろな影響があります。そして、その変化は「恒星」の活動を知る上でとても大きな意味があります。

 人工衛星などのさまざまな「目」で捉えた太陽の姿は、きっとみなさんの目にも新鮮に映り、活動的な新たな表情を知ることになるでしょう。(ただし、みなさんの目では直接太陽を見ないでください!)

 

【佐藤解説員】

 私たちを暖かく包み込む太陽は、夜空に輝く星々と同じ恒星です。最も身近な恒星である太陽を調べることは、星の進化を知る手がかりとなります。現在、太陽望遠鏡「ひので」をはじめとする太陽望遠鏡が宇宙に上がり、太陽表面に見られるダイナミックな活動の様子が捉えられています。しかし、太陽にも元気の良い時、悪い時があるようで、その活動の様子は刻々と変化していきます。

 人と同じように、様々な表情を見せる太陽の姿に迫ってみましょう!

 

【中島解説員】

 夜空で見える恒星たちは望遠鏡でのぞいても点にしか見えませんが、太陽は夜空の恒星よりもずっと近くにあるため、望遠鏡や人工衛星で盛んに研究されています。 

 私たちにエネルギーを与えてくれる太陽がどのような姿をしているのか。私たちはあまり意識しませんが、黒点やプロミネンスなど太陽の表面では様々な活動が起こっています。惑星を飲み込んでしまうほどダイナミックなこの活動はどのように起こっているのでしょうか。

 日食の時の太陽や「ひので」がとらえた迫力ある太陽の姿をご覧ください。


激しく火柱を上げる太陽
(C)NASA


太陽の表面の様子
(C)JAXA


皆既月食中に見えるコロナ

次回の「プラネタリウム一般番組」

星空のデザイン 〜消えた星座〜
2015年3〜4月