トップページ番組・催し案内プラネタリウム一般番組

【宇宙劇場】プラネタリウム一般番組

 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。


星空のデザイン 〜消えた星座〜 (2015年3〜4月)

投映時間

 「投映スケジュール」をご覧ください。

 

番組内容

 星座は、古くから人々が星空を見上げ描かれたすばらしいデザインと言えます。現在私たちが用いている88個の星座たちの姿のほかにも、世界各地でさまざまな姿が描かれました。また、時代によっては星座が多数作られて、同じ場所に違う星座が描かれたこともあります。

 長い歴史の中で、現在は用いられなくなった「消えた星座」たちの姿をご紹介しましょう。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

 

解説員からの番組のみどころ

【安藤解説員】

 星たちを結んで描かれる「星座」は、今でこそ世界共通となっていますが、国や地域、あるいは時代によってさまざまな見かたがあり、特色がありました。

 プラネタリウムの星空に、消えた星座を含めさまざまな星座の姿を映し出してみます。みなさんにとって納得できる姿か、あるいは不思議に感じられるか、星の並びや作られた理由とともに考えてみると面白いことでしょう。

 今回は星座の世界をたっぷりとお楽しみいただこうと思いますので、星の輝きとともに、みなさんだけの星空のデザインを描いてみてください。

 

【佐藤解説員】

 現在用いられている星座は88個と定められていますが、時代によっては数多くの星座が描かれてきました。そうして描かれた星座は、時代や文化を象徴するものが多くありました。

 そんな星座たちは、現在は用いられなくなりましたが、星の並びは変わっていません。見方を変えることで、その星座たちを今も見つけることができます。

 今は使われていない「消えた星座」を探しながら、当時の時代背景や文化に触れてみましょう。

 

【中島解説員】

 古代メソポタミアから始まり、世界中で星座は作られてきました。住む場所が違っていても、「星を結ぶ」という見方は世界共通だったのですね。 

 どのような星座が生まれたかは、その時代や国の特徴がよく表れています。古くから日常生活の道具や英雄の姿など、たくさんの星座が描かれてきました。今ではすっきりと整理された星座ですが、かつての星座たちをたどってみれば人々がどのように宇宙を見てきたのかがわかってきます。

 今回の一般番組では、様々な時代の星座の見方をたどりながら、古代から現代までの時間旅行に皆様をご招待します。


見慣れた星座のあいだにふしぎな姿が・・・?



日本で江戸時代まで使っていたのは
このような「星座」でした    



星空のデザインをいろいろと描いて
お楽しみください

次回の「プラネタリウム一般番組」

大望遠鏡が見た宇宙
2015年5〜6月