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【宇宙劇場】プラネタリウム一般番組

 今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。

 また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。

 子どもから大人の方まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。


大望遠鏡が見た宇宙 (2015年5〜6月)

投映時間

 「投映スケジュール」をご覧ください。

 

番組内容

 望遠鏡は、天体の姿が細かくわかるほか、遠い宇宙の様子まで知ることができます。現在は大きな望遠鏡が数多く活躍しており、捉えられた画像から天文学が進歩するだけでなく、その美しさには息をのむほどです。大望遠鏡が撮影したさまざまな宇宙の姿を見てみましょう。

 今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。

 

解説員からの番組のみどころ

 

【安藤解説員】

 大望遠鏡で捉えられた天体の姿は、時代ごと天文学の発見をもたらし、多くの人を魅了してきました。現在は望遠鏡の大型化だけでなく、観測技術の進歩によって、素晴らしい天体の画像を見ることができます。

 今回は研究機関から次々と届けられる画像から、天文学的な面白さ、また美しさ、ともに興味深いものをピックアップしてご覧いただきます。望遠鏡の視野に広がる、奥深い宇宙に出かける映像も圧巻ですのでお見逃しなく!

 

【佐藤解説員】

 大きな望遠鏡は大きな目を持つことと同じです。大きな目を持つことによって、より遠くの天体や暗い天体を調べることができるようになりました。私たちの目が10m、20m、30mと大きくなったらどんな世界が見えてくるのでしょうか。

 また、望遠鏡は目で見える光(可視光)以外にも、電波、赤外線、X線、ガンマ線などの様々な光(電磁波)を捉えることができます。そんな光で見るとどのように見えてくるのでしょうか。

 大きな目と様々な光で見えてくる天体の神秘的な姿にご注目ください。そして、そこから明らかになる天体の秘密に迫ります!

 

【中島解説員】

 人間の瞳の大きさは7mmほどですが、大きな望遠鏡は人間の1000倍以上の大きさの目を持っています。人間が作った「新しい目」は、現在では地上だけではなく、太陽の光や地球大気に邪魔されない宇宙空間での望遠鏡観測も行っています。地上と宇宙空間の両方から、私たちは宇宙の謎に挑んでいるのです。

 今回の一般番組では、人類の「新しい目」が捉えた芸術作品のように美しい宇宙の姿をご覧いただきます。宇宙美術館に来たような気分でプラネタリウムをお楽しみください。  


日本の「すばる望遠鏡」をはじめ、
さまざまな望遠鏡での宇宙の姿を見てみましょう


ハッブル宇宙望遠鏡は25年間に渡り
さまざまな発見を続けています    
(C)NASA/ESO/STScI


電波で捉えた姿と可視光で捉えた姿をあわせて
見ることで、宇宙のなぞがさらに解けてきます
(C)ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)/NASA/ESA

次回の「プラネタリウム一般番組」

宇宙138億年の旅 〜宇宙カレンダー〜
2015年7〜8月