今夜の星空を眺めながら、星座の見つけ方や星座にまつわる神話の世界、そして話題の天文ニュースなどを紹介していきます。
また、天文や宇宙に関するテーマについて、迫力ある映像を交えながらご紹介します。
子どもから大人の方まで、星座に親しみ、宇宙や星空について詳しく知ることができる番組です。
「投映スケジュール」をご覧ください。
現在、太陽系の外に次々と惑星が発見されています。また、太陽系の中にも生命を持つ可能性がある星もあることがわかってきました。この宇宙には、第2の地球となる星はあるのでしょうか。第2の地球探しの取り組みを見ていきましょう。
今夜の星座解説とあわせて生解説でお送りいたします。
天文学の進歩により、この20年のあいだに「第2の地球」探しが現実のものとなってきました。夜空に輝く星のまわりを惑星が回っていること、そして地球に似た惑星があることも分かってきました。
その姿もさまざまな方法で調べられ、私たちの太陽系とは「惑星」も随分と違う、さまざまな姿がありそうだと分かってきています。そうした姿をCGで表現して、たどっていきます。
そして太陽系の中でも、「生命誕生」という期待が持てそうなところが見つかってきています。その様子もご覧いただきますので、いろいろな宇宙の生命を想像してみましょう。
【佐藤解説員】
「第2の地球」…、なんと夢のある言葉でしょう。今から20年前まではこの言葉も単なる夢物語でしたが、1995年に初めて太陽系以外の惑星が発見されたことから徐々に現実味をおびていきました。
そして、わずか20年の間に系外惑星は2000個以上見つかり、太陽系のものとはまったく異なる姿をした惑星がこの宇宙にあふれていることが明らかになりました。
この広い宇宙には数えきれないほどの惑星が潜んでいます。その中には、地球のように生命を育む星があるかもしれません。今回は、多様な惑星たちの姿とともに、系外惑星探査の最前線を見ていきましょう!
【中島解説員】
自ら光を出して輝く恒星とは違い、暗い惑星を見つけ出すのは至難の業です。さまざまな工夫をこらして、人類は太陽系外の惑星たちを探し出してきました。
これまでに巨大ガス惑星や地球に似た岩石惑星が見つかり、最近では惑星大気の分析などから生命が暮らせる条件を持つ惑星も見つかっています。
一方で太陽系探査が進み、地球以外にも液体の水を持つ天体が見つかって、“身近な”地球外生命への期待が高まってきています。
今回は太陽系や遠い宇宙をめぐり、ユニークで不思議な惑星たちの姿を見ていきましょう。
宇宙ステーションへの旅
2016年5〜6月