満天の星、きらめく星座、そして神秘的な宇宙の世界…。
ゆったりと音楽を聴きながら、星空の旅へ出かけていきましょう。
満天の星のもと、音楽とともに過ごす、少し大人向けの番組です。
宮沢賢治は星にちなんだ童話をいくつか発表していますが、中でも「銀河鉄道の夜」では天の川の天体をモチーフにした場面が数多く登場します。今回は、KAGAYA氏の映像と宇宙劇場の星空で、銀河鉄道の世界をたどっていきましょう!音楽と原作の朗読を交え、私たちがみなさんを幻想的な銀河鉄道の旅へとご案内します。2006年に投映して大好評だった「銀河鉄道の夜」をアンコール投映します!
KAGAYA氏
【KAGAYAさんプロフィール】
1968年、埼玉県生まれ。豊富な天文知識と卓越したアートセンスで、宇宙と神話の世界を描くアーティスト。絵画制作をコンピューター上で行う「デジタルペインティング」の世界的先駆者。ハイパーリアリズムと透明感あふれる独特の色彩感覚は国内外で高い評価と注目を集めている。「the Zodiac 12星座シリーズ」はジグソーパズルでのベストセラー。
プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」が全国各地で上映され大ヒット。作品展示や上映が世界的に行われている。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されている。
【KAGAYAさんからのメッセージ】
私が子どものころからあこがれていた銀河鉄道になんとかして乗ってみたいという夢を、全力で再現した作品です。80年も前に宮沢賢治さんが考えた幻想世界ですが、変わらぬ星空と人の感性、徹底調査と最新の映像技術がそろい、鮮明によみがえりました。「銀河鉄道の夜」のお話が好きな方だけでなく、読んでみたけれどよく分からなかった方、これから読もうと思う方にぜひ見ていただきたいです。
私は制作しながらわくわくするような乗車体験を楽しみました。今度はみなさんが星の野原をゆくこの汽車の旅を楽しんでください。郡山市ふれあい科学館の星空は本当にきれいでしたよ!
KAGAYAスタジオ ホームページ
http://www.kagayastudio.com/
「銀河鉄道の夜」の1シーン
「サウザンクロス」(C)KAGAYA studio
「旅立ちの渚」(C)KAGAYA studio