(C)2007 日本科学未来館/ウォーク/エッグボックス/シブヤテレビジョン
2008年12月23日(火)〜1月7日(水)
(1)11:00〜 (2)14:00〜
科学者の夢見る建造物”宇宙エレベータ”
数十年後、私たちは、ロケットではなくエレベータで宇宙に行く時代を迎えているかもしれない―。
宇宙エレベータとは、宇宙空間まで延びたエレベータのこと。ロケットよりも手軽に、しかも安く宇宙に行くことができるといわれている、夢の輸送システムです。今はまだ研究途上ですが、科学者の好奇心と想像力があれば、きっといつか実現できるはずです。この作品は、そんな宇宙エレベータを中心に、家庭用ロボットやインテリジェントハウス、都市デザインまで、科学者たちがいまどんな未来を思い描いているのかを、大型スクリーンいっぱいに表現します。
さあ、あなたならどんな未来を想像しますか?
STORY…少女は一人、宇宙へと旅立つ―
21世紀後半。中学生の少女未来(ミク)は、生まれて初めて宇宙エレベータに乗って、地上4000qの宇宙ステーションで働くお父さんに手作りのお弁当を届けに行こうとします。ところが途中思わぬアクシデントが発生し、ひとりぼっちで宇宙に旅立つことに―。
果たしてミクは、無事お父さんに会えるのでしょうか?
通常の映画館で用いられるフィルムの倍のサイズで、直径23メートルのドームスクリーンいっぱいに映し出される全天周映像は、迫力満点! まるで映像の中にいるような不思議な感覚を体感できます。
科学の発達により、この夢のような計画が徐々に現実味を帯びてきています。最近、マスコミ報道などにも取り上げられ、話題となりました。もしも、宇宙エレベータが実現するとしたら、一体どのような姿になるのでしょうか?
今回の作品「宇宙エレベータ」では、21世紀後半の未来の世界がアニメーションにより、楽しく表現されています。立ち並ぶ高層建築物、ステキなキッチン、不思議な道路や乗り物などなど…、そして、宇宙エレベータ!
宇宙エレベータで、宇宙から眺める景色は本当にすばらしいです。番組の最後に流れる科学者たちからのメッセージを、あなたはどうとらえるでしょうか? ぜひ、科学者の夢見る未来をお楽しみください。
迫力ある全天周映像による映画の上映(約32分)と、その日の星空の紹介など(約10分)をセットでお送りいたします。
美しいプラネタリウムの星空と迫力の全天周映像を一つの番組で楽しむことができます。