冬休み特別番組「アースストーリー 〜恐竜の進化とヒトの未来〜」


(C)日本科学未来館/ネットアドバンス/
IMAGICA FORCE/D&Dピクチャーズ

 

番組のみどころ

 通常の映画館で用いられるフィルムの倍のサイズで、直径23メートルのドームスクリーンいっぱいに映し出される全天周映像は、迫力満点!まるで映像の中にいるような不思議な感覚を体感できます。

 今年は、進化論を唱えたイギリスの生物学者チャールズ・ダーウィンの生誕200年、彼の著作である「種の起源」出版150年という記念すべき年にあたります。

 今回の「アースストーリー」では38億年の生命の歴史をざっとご紹介します。CGで再現された巨大な恐竜たちの姿や、太古の不思議な生物たちの姿は必見です。メガネで飛び出して見える3D立体映像も交えて、迫力満点の映像でお送りします。ぜひ、この冬休みは生命の神秘にふれてみてください。

2009年12月23日(水)〜2010年1月7日(木)

 (1)11:00〜 (2)14:00〜

 

38億年の生命の挑戦! EARTH STORY

 

恐竜は、なぜ巨大化できたのでしょう?ヒトは、どうしてこれほどに繁栄したのでしょう?

…いのちが織り成す地球の進化の物語は、一本の巨大な樹木のように、無数の枝葉を広げてきました…。

 

 38億年前、地球に生命が誕生しました。最初の生命は深海で誕生したと考えられています。一つの細胞から始まった生命は、分裂を繰り返し、遺伝情報を変化させて多様に進化してきました。DNAの変化が、膨大な多様性を試し、環境によって、あるいは偶然によって選ばれながら現在まできました。しかし、生きものたちは決して受身なだけではなく、地球の環境を劇的に変化させ他の生物の進化を促してきた事実もあります。

 

 3D立体映像でたどる生命進化の旅は恐竜の時代までたどり着きます。そして、並外れて巨大化した恐竜たちの繁栄の秘密に直面した時、6500万年前に忽然と姿を消したと思われていた彼らが、実はまったく新しい環境に進出して生き残ることに成功した事実を驚きをもって知ることになります。

 

 一方、ヒトは生命史上まったく異なる力を獲得しました。脳の働きを、言葉や文字の形で体の外に出して保存したり動かしたりできるようになったことです。それにより、科学を生み、今度は、生命の進化や謎、地球の未来に挑むまでになりました。

 

 地球史上かつてないほどの存在となった私たちが、これからの未来に向けて、手に入れた脳と発達させた科学や技術の力をどのように使っていくのでしょうか…映画はまったく新しいアプローチでこのテーマにのぞみます。

 

 ナレーターはミュージシャンの忌野 清志郎さんです。


今回の特別番組は?

 

 迫力ある全天周映像による映画の上映(約32分)と、その日の星空の紹介など(約10分)をセットでお送りいたします。

 

 美しいプラネタリウムの星空と迫力の全天周映像を一つの番組で楽しむことができます。