郡山市ふれあい科学館 スペースパーク

　スペースパークボランティアの会（S.P.V）の出張活動として、天文グループが守山小学校・地域子どもクラブの宿泊行事にお邪魔して天体観望会を行いました。昼から雲の多い、はっきりしない天気ですが、果たして・・・。

望遠鏡を張り切って組み立てます。

　夕方になり、雲の切れ間が出てきました。張り切って望遠鏡を組み立てます。そして雲の切れ間からは、うしかい座のアークトゥールスやこと座のベガ（織姫星）や木星も見えてきました。

　そこで、大急ぎで晩御飯の片づけをしていたみなさんに声をかけ、観望会の開始…となったのですが、残念ながらすぐ雲が空を覆い、星たちを隠してしまいました。

　晴れるまでは、S.P.V会員の知識を結集しての天文講座で、星のことを学びました。

　自己紹介のあとは、天文グループのニューフェース・宮嶋さんから、星の色と秋の星についての紹介を行いました。美しい写真と科学を織り交ぜながら、みなさんに星の表情を紹介しました。

　続いて、齋藤さんの隕石紹介コーナー。本物の隕石を手で確かめながら、宇宙の遠い世界に想いを深めます。

　そして、恒例の「じゃんけん大会」です。みなさんとわいわいと楽しくお話ししながらの、大切な交流の時間です。

宮嶋さんの「天文講座」デビュー！

齋藤さん秘蔵の本物の隕石で、宇宙を手に！

出張活動恒例！？「ジャンケンお姉さん」岡部さんに勝てばプレゼントをゲット！

「クレーターも見えた！」

　最後に再び外に出て、雲間から顔を出した大きな月を観望しました。クレーターの姿や模様を全員が確認すると、再び月は厚い雲の中に消えていきました。

　こうして、天体観望会は無事終了・・・となったのですが、この後も、小学生のみなさんから肝試しのお誘いがあったり、手作りうどんなどをご馳走になったりと、交流を深め、楽しく過ごすことのできた出張活動となりました。

　これからも、皆さんとの星を通じた楽しいひとときを求め、楽しく活動できればと思います。守山小学校のみなさん、ありがとうございました。