【開催報告】第8回 科学ツアー「柳津西山地熱発電所・郡山布引高原風力発電所」

 S.P.V科学グループは平成24年5月20日(日)に、「エネルギーの未来:地熱・風力発電所」をテーマに自主研修ツアーを行いました。今回は8名の参加で、柳津町にある「柳津西山地熱発電所」と、郡山市湖南町にある「郡山布引高原風力発電所」へ行きました。


 恒例の自主研修を兼ねたツアー、今回のテーマはエネルギーです。最近「ホット」な話題の地熱発電所、そして風力発電所へ。まずは会津柳津の地熱発電所へ行きました。


 はじめに東北電力PR館で基礎学習。コンパクトながらしっかり学べます。連日紙面を賑わせているゆえか、交通の便が良いとはいえない中で来館者が絶えません。



 残念ながら発電所内見学はできず、展望台から施設設備を一望。生産井から蒸気配管、発電施設、復水器までエネルギーの流れが一目瞭然。基礎学習→実地検分は最高の教材かもしれません。


 会津から猪苗代を抜け、郡山が誇る湖南・布引地区の風力発電所へ。この日は5月にも関わらず全国的な夏日、高原ゆえかこちらも来場者がいっぱいです。簡単なパネルで学習後、展望台へ。高さ100mにも及ぶ巨大な風車が33基も回っている様子は圧巻そのもの。はたしてエネルギー効率は?採算性は?環境リスクは?福島に住む上で避けられないエネルギーの未来を考える一日となりました。