クラブ活動
9月の活動報告

2002/09/23


親と子の天体観察クラブ

 天体観察クラブにふさわしい秋晴れとなったこの日は、月のお話などを行いました。


第5回: 9月18日

ミニ観望会:金星を見よう!

 前回残念ながら見られなかった金星が、この日の夕方には空の低いところながら非常によく見えていました。そこで、午後6時30分からのクラブ開始に先立ち、来た人から順番に金星を望遠鏡で観望することにしました。望遠鏡の視野の中に、三日月のように細く輝く金星の姿にはみなさん思わず歓声をあげてご覧になっていました。

 金星は午後6時40分過ぎに、開成山公園の木の向こうに沈んでいきました。来月になると、金星は太陽に近くなり見づらくなりますので、まさにラストチャンスでした。

望遠鏡の先には明るく輝く金星が!

 

講座「中秋の名月」

 今年は9月21日が中秋の名月、お月見の日にあたります。そこで今回は中秋の名月のお話と、月の見かたについてお話しました。月の模様を見てどんな形に見られるかを、みんなで考えてみました。すると、さそりやくじらなどいろいろな意見がでました。みなさんはどんな形に見たでしょうか。

 

月の模様をどんな形に見るのかな?

天体観望会

 今回は天気が非常によかったので、室内での講座を早めに終わらせて、さっそく望遠鏡での観望会を行いました。秋晴れは非常に空気が澄んでいて、空が高く感じます。前日までの雨のおかげで空気がきれいになり、月やアルビレオ(はくちょう座のくちばしにある美しい二重星)といった天体のほかに、ドーナッツのような形をしたリング星雲(こと座にある惑星状星雲)やボール状に星の集まった球状星団(ヘルクレス座のM13)なども見ることができました。これらの天体が郡山の街の中でもはっきり見られた貴重な観望会でした。

望遠鏡の視野には何が見えますか?

星空の観察

 最後は総合教育支援センター前の広場に出て、星座の確認を行いました。望遠鏡の入ったドームの中からではよくわからなかった星空の様子もこれではっきりわかりました。

あの星は・・・

 

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