クラブ活動
9月の活動報告

2003/09/17


 第3回のクラブ活動は、「身近な物で染物を作ろう」というテーマで、染物の科学に迫ります。
 わくわく体験は、溶液の学習からスタートして、酸・アルカリの実験を通して溶液の性質を調べます。その後、藍染め、スオウ染め、ロッグウッド染めと自然の色で染物をします。
 藍染めは染め液に浸した布が空気中で酸素に触れるときれいに染まります。ハナスオウ(スオウ)染めはミョウバン液を入れると真っ赤に染まります。染物を楽しみながら科学に挑戦します。


【Aクラス】9月13日(土)

 食塩水、じゅうそう、酢、アンモニア水、塩酸などの水溶液の性質を調べるために、リトマス紙やターメリック液で色の変化の違いを調べました。みんな初体験だったので、色の変化にびっくりしていました。また、スオウの茶色い液と透明なミョウバン液を混ぜると真っ赤に変化する様子に「あっ!」と驚いていました。染色は化学変化によるものだということがわかったようです。
 後半は応用編の和紙で折り染め、布で絞り染めです。スオウ染めと藍染めが大人気でした。布を乾燥させ、わくわくしながら絞りを広げる気分は最高だったようです。作品を見せ合い、満足げに帰って行きました。

【Bクラス】9月27日(土)

 Aクラスと同じように、はじめは溶液の基礎実験でスタートしました。ターメリックの色の変化が子どもたちは印象的だったようです。
 和紙での折り染めはスオウの赤、藍の青、ターメリックの黄色の組み合わせを考えて作品を上手に作りました。布の絞り染めは、今回は星型を割り箸で作り、染めに挑戦したクラブ員が多く、ユニークな作品に仕上がりました。特に藍染めの色がきれいに出てみんなで感動しました。時間が過ぎるのを忘れるほど熱中して取り組りくみました。


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