クラブ活動
6月の活動報告

2005/06/17


 今回は植物の葉のつくりを調べます。 植物の葉や根を観察し双子葉植物と単子葉植物の見分け方を学習します。また、実際に葉を煮て葉脈を取り出し、導管、師管に分けることに挑戦し、葉脈の働きを実感します。そして 最後に、葉脈のしおりを作ります。


 

【Aクラス】6月11日(土)

 今年度第1回目の科学クラブの始まりです。初顔合わせとあってちょっと緊張気味でしたが、 自己紹介をして観察や実験をする中で、いつの間にか以前からの友だちのように仲良く協力して活動していました。

 植物の芽生えを観察し、双子葉や単子葉の特徴や違いを学習しました。「双子で出るのが双子葉だね」とか「網目の葉っぱはサクラ、ウメ、ホウセンカ・・・」と 、口々に元気に発表してくれました。そして、根の形状の違いにも発展していきました。

 
 薬品で煮た葉を歯ブラシでトントンたたいて葉脈をとりだし、そうっと葉の根元からはがすとレースのように見事な師管がとれ「すごい!」「きれい!」と全員が感動しながら葉脈作りに挑戦していました。

 最後に乾かした葉脈で、各自2枚ずつしおりを作り「うちでもやってみたい」と満足げに帰って行きました。

   

【Bクラス】6月25日(土)

 科学クラブBの今年度のスタート! みんなの元気な自己紹介からはじまりました。「クラブでは楽しくしっかりがんばりたい」「クラブの体験を学校の授業に生かしたい」など、意欲的な発表があり感心しました。

 葉の観察では1枚の葉をよく観察して、葉の形や葉脈をしっかり捕らえてスケッチしました。15種類の植物の葉の形や葉脈を観察して、カキの葉のグループとシランのグループ分けに挑戦しました。ここでは網状の葉と平行脈の葉の違いをクイズのように楽しみました。

 
  中学生は「植物の世界」で学習したばかりだったので、豊富な材料できめ細かく観察していました。最後にヒイラギモクセイの葉脈を取り出し、乾燥させてしおりを作りました。ここでも葉脈のはたらきを体験を通して学びました。

 

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