【後期講座】「天文”学”への招待」
第1回「アインシュタインの世界」活動報告

2005/11/03


 今年度より始まった、大人向けの継続講座「天文カレッジ」。前期講座は「星空の楽しみ方」をテーマとしてお話をしてまいりましたが、後期講座は「天文”学”」に挑戦です!
 全4回の連続講座で、様々な宇宙に関する話題を紹介してまいります。難しそうに聞こえる天文学もじっくりと聞けば納得、楽しい「天文”楽”」へ! 楽しい講座を目指して、後期講座の第1回目が行われました。今回は事業課の近藤が担当です。


 

【第1回】11月2日(水)

  今回はのテーマは「アインシュタインの世界」。世界物理年を機会に9月から10月まで科学館で開催された「アインシュタイン特別企画」の内容を、より詳しくご紹介いたしました。

 アインシュタインや相対性理論についてお話をし、その後は相対性理論による不思議な宇宙の姿を見るために宇宙劇場に移動して、先月まで投映していた「タイムマシンの夢」を普段より詳しく紹介しました。

 

 次に、再び研修室へ戻って、現在の理論によるタイムマシンの問題点や、実現の可能性について捕捉を加えます。

 その他、太陽の輝く仕組みや実際に観測された重力レンズ効果、さらにはカーナビの原理など、相対性理論の実例についてお話をしました。

 

 最後に、比較的自由にお話をする時間を設けてみました。ブラウン運動を顕微鏡で観察したり、解体したデジカメを眺めたり・・・。色々な質問もあがり、今回の講座の参考にした相対性理論についての本を手にとってどの本が分かりやすいか、吟味する方もいらっしゃいました。

 初めての試みでしたが、みなさんの旺盛な知識欲を感じることができました。あと3回、これからも色々なお話を紹介していきますので、みなさん楽しみにしていてくださいね!

 次回は、「宇宙の果てを探る」がテーマです。


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