【後期講座】「天文”学”への招待」
第2回「宇宙の果てを探る」活動報告

2005/12/08


 今年度より始まった、大人向けの継続講座「天文カレッジ」。後期の第2回は「宇宙の果てを探る」をテーマに活動を行いました。今回は事業課の水谷が担当です。


 

【第2回】12月7日(水)

 今回のテーマが「宇宙の果てを探る」ということで、人間が少しずつ宇宙の遠くを見ることができるようになる歴史的なお話から紹介をしました。

 望遠鏡ができたのは今から400年ほど前で、そこから少しずつ太陽系、銀河系と宇宙の遠くを見ることができるようになりました。そして、現在はどこまで宇宙の遠くを見れるようになったのでしょうか?

 

 宇宙劇場の映像を使いながら、天文並べ替えクイズなどを行いました。地球から遠い順番に天体を並べるとどうなるでしょうか・・・?

 いよいよ宇宙の果ての話題に移ります。宇宙の遠くを見ることは、宇宙の過去を見るということ。そして、光が地球に届くところが私たちにとっての見ることのできる「宇宙の果て」と言えるわけです。

 

  さらに、宇宙の構造について「閉じた3次元空間」の話など、難しい内容まで紹介しました。宇宙の果てのお話をすると、本当に果てしないお話に・・・、なんてところで最後はみなさんからの質問も交えながら、いろいろなお話をすることができました。

 今年の講座はこれでおしまいです。次回は来年1月となります。今後もみなさんといろいろな宇宙の世界を楽しんでいきたいと思います。次回は、「虹色の天文学」がテーマです。


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