【後期講座】「天文”学”への招待」
第3回「虹色の天文学」活動報告

2006/01/12


 今年度より始まった、大人向けの継続講座「天文カレッジ」。後期の第3回は「虹色の天文学」をテーマに活動を行いました。今回は事業課の石原が担当です。


 

【第3回】1月11日(水)

  今回のテーマは「虹色の天文学」。光を分解してみると、さまざまな色の光によってできていることが分かります。そして「目に見えない光」も・・・。これら「電磁波」の性質について紹介し、また可視光、赤外線、電波、 紫外線、X線によって見えるものを確認しました。

 この後は、ブラックライトを用いた実験で、ハガキやお札をブラックライトにかざして、浮き上がってくるものを観察しました。

 

  電磁波について確かめたあとは、展示ゾーンの見学です。展示ゾーンにある「宇宙のポートレート」では、まさに「虹色の天文学」で見た天体の姿が次々と見られます。それらを確認するとともに、さまざまな種類の天体望遠鏡についても、展示物を通して確認しました。

 自由見学の時間も設け、新たな視点から展示ゾーンの展示物を見て、触れて、確かめていただきました。

 

  最後に、これらのさまざまな「光」で捉えた天体の姿から、どのようなことがわかってくるかを、天体ごとに紹介しました。太陽、分子雲や原始星から始まる星の一生など、目に見えない「光」からものの性質がよく分かることをみていただきました。

 次回は最終回、「星から学ぶ −日本の星のみかた−」がテーマです。


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