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平成25年度 天文カレッジ 第3期講座「新発見と論争で見る天文学〜宇宙像の変遷〜」

 「天文カレッジ」は、より深く宇宙を楽しみ・知りたいという大人の方を対象とした連続講座です。子どもと星を見て楽しみ・語れるようになりたいという方、天文を趣味として一生の楽しみにしたいという方、宇宙の奥深い世界を科学的に知りたいという方などを対象としています。
 今年度は、テーマ別に3期に分けて講座を行っています。
 第3期となる今回の講座は、天文学の大きな転機となった発見とそれに関する論争を切り口に、どのように宇宙の姿への理解を深めたのかをご紹介します。



日時 テーマ・内容
第1回 2014年1月15日(水)
19:00〜21:00
【宇宙を「科学」の眼で見る時代 〜望遠鏡ができて〜 】
 人は遠い昔から夜空を見上げ、広大な宇宙の世界について考え続けてきました。そして、1600年代に入ると、望遠鏡が発明され、人はさらに遠くの宇宙を見通せるようになりました。すると、これまで考えられていた世界とは全く違う宇宙が広がっていました。
○論争1:私たちは宇宙の中心?〜天動説と地動説〜
○論争2:土星の環はいったい何?〜環は厚い?薄い?〜
第2回 2014年2月12日(水)
19:00〜21:00
【天の星が地上へおりた時代 〜写真技術と分光学〜】
 19世紀になると写真技術が確立し、さらに天文学が発展します。写真で撮影すると肉眼では確認しづらい星もはっきりと写すことができるようになり、スケッチの時代に比べ、より客観的に正確に明るさの比較などを行うことができるようになりました。そのため、人々はより遠くの宇宙へと目を向けるようになり、そこで新たな論争が起こりました。
○論争3:島宇宙大論争〜星までの距離を測れ〜
○論争4:宇宙は膨張している?〜ハッブルの大発見〜
第3回 2014年3月12日(水)
19:00〜21:00
【宇宙の広がりを知る時代 〜相対性理論から最新天文学へ〜】
 20世紀になり、アインシュタインの相対性理論や、原子核の発見など物理学の分野でも大きな進歩が見られ、より宇宙の理解が深まるようになりました。ハッブルの大発見の後、宇宙に対する大きな論争が繰り広げられます。そして、現在ではどのような謎が残されているのでしょうか。
○論争5:ビッグバン大激論〜宇宙は膨張か定常か〜
○論争6:加速膨張する宇宙〜これからの天文学〜

講 師 郡山市ふれあい科学館職員
場 所 郡山市ふれあい科学館 多目的研修室
料 金 無料
定 員 一般(高校生以上) 30名(先着順)※満席
ご案内 (1) 科学館には駐車場がありませんので、近隣の駐車場をご利用ください。
(2) 会場には、オフィスエントランスよりエレベータで直接20階にお越しください。
(3) 平成26年度もさまざまな話題での講座を行いますので、ぜひご期待ください。