今年度の天文カレッジ第3期講座がスタートしました。今回は「天文学のノーベル賞」をテーマに、大きな注目を受けた、天文学の発見を見ていきます。
第1回目は、「ノーベル賞」がどのような賞で、天文学のどのような発見に授与されたかを紹介しました。
これまでに、天文分野と密接な関係を持つ内容での授与はいくつもありましたが、今回はトピック別に、「宇宙における高エネルギー現象」「さまざまな『光』で見る宇宙」「星の輝きとその一生」「素粒子の世界」の各項目ごとに、それぞれの発見内容と関連する周辺内容を見ていきました。
ノーベル賞授与となった発見は、非常に難しい内容を含んでいますが、今回は「キーワード」を知ることも大きなポイントです。
ニュートリノや重力波といった最近大きく注目されているもの、宇宙線やパルサー、さらには星の輝く仕組みなど現在では理解が進んだものも、当時は大きなインパクトがあり、ノーベル賞の授与になったことを見ていきました。
次回以降、より深く紹介していきます。
次回は、2月17日(水)に「宇宙誕生を解くカギは見つかったのか?」をテーマに行います。