今回の天文カレッジ第3期講座は、おかげさまで今回も早い段階で定員となりました。申し込みを受け付けできなかった皆さん、申し訳ありませんでした。
第1回目は、私たちが時間の流れをどのように知り、行事を行ってきたかを振り返り、それが星空とどのようにつながっているかを紹介しました。
今回は、「太陽・月と暦」「生活に根ざした暦 −旧暦とは−」「七夕」「お月見」「星の和名」を話題としました。
特に、現在の私たちの行事では「旧暦」が大きく関わっています。そして旧暦を見直すと、十二直、二十四節気、二十八宿などが出てきます。東洋占星術の話題も交えながら紹介しました。
暦は太陽や月の様子と関係があり、また二十八宿は私たちになじみ深い星座とは違う、中国由来の星空の見かたとつながりがあります。これらの様子はプラネタリウムで理解を深めていただきました。
暦の文字の奥にある天体の運行や、年中行事に隠された星空への想いを振り返っていただければ幸いです。
次回は、2月1日(水)に「ふくしま天文史跡めぐり」をテーマに行います。身近にある天文史跡に目を向けてみましょう。