1961年4月12日、ガガーリン宇宙飛行士が人類初の宇宙飛行に成功してから50周年を迎えます。ようやく民間人向けの宇宙旅行が現実のものとなろうとしています。人類が宇宙に活動領域を広げてゆくために何が必要なのか。米スペースフロンティファンデーションの大貫美鈴さんをお迎えし、欧米をはじめ、世界各地で進められている商業宇宙開発の試みや宇宙旅行時代の最新情報を紹介していただきます。ぜひ、ご参加ください!
大貫 美鈴さん
米スペースフロンティアファンデーション
宇宙ビジネスコンサルタント
大貫 美鈴(おおぬき みすず)さん
2002年まで清水建設宇宙開発室に勤務。同社の宇宙ホテル構想がきっかけで以降、宇宙旅行に一貫して関わる。2003年から宇宙ビジネスコンサルタント。欧米の宇宙企業のプロジェクトやスペースポートの取り組みにも参画。JAXAきぼう利用フォーラムで『宇宙生活快適化研究会〜宇宙⇔地球のクオリティオブライフの追及〜』を主宰。国際宇宙航行連盟商業宇宙飛行安全委員会、米企業が主導する2地点間宇宙飛行委員会、国際宇宙輸送協会プロジェクトメンバーなど。2005年から日米でスタートした宇宙ファッションプロジェクトでは、2009年2月のNYファッションウィークを含むいくつかのショーを実施した。国連国際宇宙週間理事。2009年に「来週、宇宙に行ってきます」(春日出版)を出版。
スペースフロンティアファンデーションとは?
スペース・フロンティア・ファンデーション
英: Space Frontier Foundation
日: 宇宙開拓財団
スペース・フロンティア・ファンデーションは、商業宇宙開発を推進することを目的に1988年に創設された非営利組織です。米国を中心に約100社の宇宙企業が所属しています。アメリカ航空宇宙局(NASA)とも協力関係にある他、民間によるロケットの開発や宇宙ホテル建設を支援するなど、人類が宇宙に活動領域を広げてゆくことを目標に幅広い取り組みを展開しています。