【ロボット展示・操作体験 開催報告】

2006/04/06


 郡山市ふれあい科学館では平成18年3月24日(土)〜4月5日(日)まで、清陵情報高校と郡山北工業高校との連携事業「ロボットで遊ボット!〜ロボット 展示・操作体験〜」を開催しました。

 

 会場には、ロボットの大会やコンテストで活躍している、清陵情報高校・郡山北工業高校の生徒が製作したロボットが大集合!

 連日、多くの来館者にお越しいただき、ロボットの操作体験などを楽しんでいただきました。

 生徒の皆さんにもボランティアで参加いただいて、学校で取り組んでいる研究内容や、ロボットの大会などについて紹介してもらいました。

 

全国大会出場の輪投げロボット
(郡山北工業高校・清陵情報高校)

 福島県の高等学校ロボット競技大会で上位入賞(優勝:北工、2位・3位:清陵)して、宮崎県で開催された全国大会に出場した輪投げロボットです。

 両校それぞれに、独自の工夫がぎっしり詰まっています。

 

操作体験用の輪投げロボット
(郡山北工業高校)

 来館者が簡単に操作できるような、体験用の輪投げロボットを特別に製作いただきました。

 狙いをさだめて輪を飛ばし、的にかけていきます。輪を飛ばす場所・角度・速さなどを調節しながら、輪投げを楽しんでもらいました。

 

 

     
 

大会出場の相撲ロボット
(郡山北工業高校・清陵情報高校)

 ロボット相撲大会に出場した相撲ロボット。

 大会では、自分で操作するラジコン型、センサーで相手を見つけて自動で動く自立型の二種類があります。

 ぶつかった衝撃でロボットの部品が飛んだり、壊れてしまうような激しい競技になります。

 

 

 

操作体験用の相撲ロボット
(郡山北工業高校・清陵情報高校)

 操作体験用のロボットを特別に作っていただきました。

 パワーやスピードをおさえて、安全に動かせるようになっています。

 4月1日(土)・2日(日)には「スペースパーク春場所 ロボット相撲大会」も開催し、楽しく対戦してもらいました。

 

ライントレースカー
(郡山北工業高校・清陵情報高校)

 ジャパン・マイコンカーラリー(MCR)に参加したライントレースカー。

 コース上の白い線をセンサーで見つけて走り、ゴールまでのタイムを競います。実際の大会では、100分の1秒を争う白熱したレースになります。

 

バブルディスプレイ(郡山北工業高校)

 水が入ったパイプの下から泡を出して、文字が表れるバブルディスプレイ。

 テレビ番組で同じような装置を見て、高校生が興味を持ち、製作したそうです。

 開催中は、「よ・う・こ・そ」のメッセージで来館者を迎えてくれました。

 

 

二足歩行ロボット(清陵情報高校)

 パソコンでいろんな動きが登録されていて、リモコンを使って簡単に動かせる二足歩行ロボット。

 「歩く」「走る」「逆立ち」「片足立ち」「でんぐり返り」「ボールを蹴る」などなど、楽しい動きで来館者を驚かせていました。

 

ストラックアウト(郡山北工業高校)

 テレビなどでおなじみの「ストラックアウト」。

 1〜9番までの9枚の的にボールをぶつけて遊びます。当たった的の番号を、声で教えてくれます。

 9枚の的を全て当てると、「パーフェクト・フォー!」の音声、そして画面には「オ・メ・デ・ト・ウ」のメッセージを表示してくれます。

 

エアーホッケー(清陵情報高校)

 ゲームセンターなどでおなじみのエアーホッケー。

 友達どうしや親子で対戦していただきました。音楽も流れるので、会場内を楽しい雰囲気に変えてくれました。

 

 

     
    電動車椅子(郡山北工業高校)

 手元のレバーで動かすことができる電動車椅子。

 フレームなどの部品は、高校生が自分で製作しました。座る部分も、スプリングを使って座りやすいように工夫されています。

 
 

 

     
 

レスキューロボット(清陵情報高校)

 災害時に活躍する災害救援用ロボット。

 CCDカメラとマイクを内臓し、離れた場所から映像や音声を受信し、確認できます。

 スピーカーも付いているので、操作側の声も災害現場に届けられます。

 

 
         
 

 開催期間中は多くの来館者の皆さまにお越しいただき、ロボットをご覧いただいたり、操作体験を楽しんでいただきました。

 ご協力いただいた清陵情報高校・郡山北工業高校の先生方・生徒の皆さん、本当にありがとうございました。