【開催報告】南極のふしぎ展 〜南極は楽園?〜

 郡山市ふれあい科学館では、平成20年5月3日(土)〜6日(火)まで、毎年のゴールデンウイーク期間恒例となりました「南極のふしぎ展 〜南極は楽園?〜」を開催しました。
 今年は、日本の南極観測船「しらせ」が退役する年。「しらせ」の持ち帰った最後の氷に触れてもらいながら、南極のふしぎを体験いただきました。また、南極に関する貴重な資料も展示し、南極のふしぎクイズにも挑戦してもらいました。

 

 南極の氷は、自衛隊福島地方協力本部から贈呈されました。(南極の氷贈呈セレモニーはこちら)

 そして貴重な関連資料は、国立極地研究所と、こおりやまっ子に地球科学を普及する市民活動団体「Do!!Science Gp.」(代表 渡邉 純子さん)にご協力いただきました。

 所狭しと展示された南極の資料展示を、来館者の皆さんは興味深くご覧になっておりました。


 

 南極パズルコーナーでは、小さなお子様から大人の方まで悪戦苦闘。途中でギブアップされる方もたくさんいました。

 南極大陸の形は、知っているようで意外と覚えていないようです。


 

 南極の氷タッチングコーナーでは、本物の南極の氷が登場! 数万年前に閉じ込められた空気がはじけ、太古のロマンを感じます。

 触れたことのない南極の氷に、遠い南極を実感していました。


 

 「南極のふしぎクイズ」では、南極に関する問題を5問出題。展示の中から答えを探すのにみんな真剣!

 クイズに挑戦した皆さんは、南極について楽しく学ぶことができたようです。


 世界各国の南極観測により、オゾンホールや南極隕石の発見、氷柱ボーリングによる科学的な分析で、地球の環境について詳しいことが分かってきました。 南極大陸は地球環境の危機についてのメッセージも私たちに伝えてくれています。 そのメッセージを受け、私たち自らが地球環境について、もっと身近なところから考え、行動していくことが大切です。